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防災・災害・復興支援


平成28年8月16日
光と色彩の能力テスト 「TOCOL®」

■ 熊本地震及び東日本大震災被災地への支援のお知らせ ■

 TOCOL®では、熊本地震への被災地及び東日本大震災被災地への継続的な支援として「DIY スマホ天体望遠鏡」を次のとおり無償提供いたします。

 ・150台(熊本県内の天文台)
  熊本県民天文台を通じて、熊本県内の小学校・中学校の子どもたちにもお届けします。
 ・40台(宮城県内の被災地)
  宮城大学(伊藤真市ゼミ)を通じて、被災地の子どもたちにお届けします。

本天体望遠鏡が多くの関係者の皆様、教育現場で活用され、被災地の復興の一助となれば幸いです。

 この度の熊本地震により、県内の数多くの天文台で展望鏡や施設が被害を受け、現在も普及に向けて尽力されています。南阿蘇では交通路の損傷も激しく、長期の支援が必要とのことです。
 各天文台が7月より公開を再開されましたが、ボランティアの方々の手でなんとか運営をされている状況とお聞きしました。
 美しい熊本の夜空をまた楽しんでいただけるよう、各地観望会や募金活動の広報サポートなど、今後も継続的な支援を行ってまいります。


熊本県民天文台 艶島敬昭様より嬉しいお手紙をいただきました。
皆さまのおかげで、2018年6月24日新しい望遠鏡引き渡し式が無事執り行われました。
↓↓↓↓↓↓
「地震でも倒れない望遠鏡を導入しよう」

2016年(平成28年)4月14日-16日に発生した熊本地震で、観測室に設置してあった41cm反射望遠鏡が倒れました。
熊本県民天文台では、地震でも倒れず、安全に星空の観察が出来る最新式の望遠鏡を導入するための募金を募っています。皆様方のご協力を、ぜひお願いいたします。
お問合せ先:熊本県民天文台(TEL.0964-28-6060)

熊本県民天文台募金


TOCOL®では、被災地への継続的な復興支援を行うために、今後10年間、被災地域の教育関連団体の皆さまへTOCOL®テスト(「ファーストTOCOL」・「ベーシック」レベル)の受験料無料提供を決定いたしました。今後も継続的な被災地支援を行ってまいります。

平成23年12月15日
光と色彩の能力テスト 「TOCOL®」

■ 東日本大震災被災地への継続的な復興支援のお知らせ ■

 TOCOL®では、東日本大震災の被災地支援としてこれまで、義捐金とともに、被災地域の教育関連団体の皆さまへTOCOL®教材およびパソコンをお届けしました。

 このたび、被災地への継続的な復興支援を行うために、今後10年間、被災地域の教育関連団体の皆さまへTOCOL®テスト(「ファーストTOCOL」・「ベーシック」レベル)の受験料無料提供を決定いたしました。また、被災地の学校が行う支援活動にも参加いたします。
TOCOL®では、今後も継続的な被災地支援を行ってまいります。

【お問合せ】 トーコル事務局
TEL:03-6455-0770 Fax:03-6455-0771
Mail:shien@tocol.net オフィシャルサイト:http://www.tocol.net/

● TOCOL®テストの受験料無料提供の申し出 FAX申込用紙ダウンロード

※TOCOL(トーコル)は、立命館大学と産学連携で開発を進めている光と色彩の能力テストです。

平成23年6月11日
光と色彩の能力テスト「TOCOL®」

■ 学校現場からの報告 ■

 この度の無償支援の申し出に伴い、地域外の方々より被災地の学校の状況を知りたいとの声が多く寄せられました。
 TOCOL®としても被災地の状況や頑張っておられる姿を掲載することにより、次の支援、長期的な復興支援にもつながるのではないかと考え、無償支援の申し出を受諾いただいた学校からの現場報告を掲載させていただくこととしました。

※学生の方々より直接丁寧なお礼をいただきました。許可をいただき掲載しております。

学生からの報告 » 安西美晴さん | 狩野陽平さん | 菊田友子さん | 國吉美沙さん

● 宮城大学事業構想学部4年|伊藤真市研究室所属|安西 美晴 さん

 この度は担当教官である伊藤先生を通して素晴らしいテキストを賜りましたので、お礼を申し上げたく思いメールを送らせて頂きました。
 この度、東北を襲った東日本大震災に際しましては、ご厚情あふれる多数の教材を我が大学送っていただいたばかりか、ご厚志によりTOCOLテストを無料で受験させて頂けるご配慮を賜りまして、厚くお礼申し上げます。

 今回の地震につきましては私の住む仙台市も例を免れず被害に遭い、我が家も一部損の認定を受けてしまうなど何とも心細い日々を過ごして参りました。しかし、テキストやテスト受験のご配慮を戴きまして
「私たち学生を想い応援してくださる方がいるんだ。」
と気付きとても温かな気持ちになり、学業の励みとなりました。
本当にありがとうございます。

 震災から早3か月経とうとしておりますが、今、被災地が一番恐れていることは「震災の記憶が風化してしまうこと」です。皆様の力添えでなんとか立っていられる状況でありまして、もしそれがなくなってしまうことを考えると大変心細い気持ちになります。
 それは経済力も弱く、学ぶために誰かの支援の手が必要な学生にとっては尚更のことではないかと思います。
一学生として、貴社のお志を尊く感じます。

 また、私は伊藤先生が教える講義内におきましてアシスタントを務めており、後輩たちの素晴らしい教材としてTOCOLテキスト・問題集を活用しながら色彩学を教えておりました。
 モバイルと連動しているので予習・復習がしやすいこと、内容もそうですが問題集・テキスト・カラーブックの印刷がとても丁寧で素晴らしいので
「私が伊藤先生に教わっていたときから出会えてたら」
と少し後輩たちを羨ましく思ってしまいました。

 現在はTOCOLを通し、後輩と共に学ばせて頂いています。

 素晴らしい教材と巡り合うことが出来、とても嬉しく思っています。
 今後賜りましたテキストで培った知識を生かして、社会へはばたきそして、生まれ育った仙台に還元していきたいです。
最後になりますが、今回の私どもへのご支援を改めて感謝致しますと共に、貴社のますますのご発展をお祈りさせて頂きたく思います。

ありがとうございました。

● 宮城大学事業構想学部4年|伊藤真市研究室所属|狩野 陽平 さん

 私が住んでいる宮城県は、3月11日に発生した東日本大震災の傷跡が大きく残りました。ライフラインが全て停まり、約1週間近くの避難所生活や、ガスが3週間使えない生活など、今までにない出来事を経験したと同時に、就職活動、大学生活、日常生活のモチベーションが下がり、何も動くことができない状態になっていました。

 その状況で、このような色彩に関する本をいただけたことで、それまで忘れていた自分の色彩やデザインに対しての興味関心を取り戻すことができ、モチベーションアップにも繋がることができました。
 ユニバーサルデザインと色の関係や数多くの色で構成されたカラーブックが見ていてとても興味深く、社会での色や光の大切さというものを学ぶことができました。

 今後は、いただいたテキスト・カラーブックを活用しながら卒業研究や卒業制作に一生懸命取り組んでいきたいと考えています。

 本当にありがとうございました。

● 宮城大学事業構想学部4年|伊藤真市研究室所属|菊田 友子 さん

 今回は色彩の勉強をする機会をくださり、ありがとうございます。

 先日の震災では、数日間だけですが、避難所での不便な生活を送りました。また、近所で被災された方の部屋を片付けるなどのボランティア活動にも参加しました。 未だに避難所生活をされている方がいるような状況で、いまこうやって好きなことを学べるということには、本当にありがたみを感じます。

 TOCOLのテキストですが、全体的にとても読みやすいです。初めて手にしたときに、まず本のかわいらしいデザインに惹かれ、なんとなくページをめくるだけでもわくわくしました。

 文章のほうにも目をとおしてみると、とても親しみやすい雰囲気で分かりやすく書かれており、力を入れずに読むことができました。図が多く載っているため、内容がイメージとして自然と頭に残ります。
 また、発色も素晴らしいため、色の持つ魅力をしっかりと感じとることができます。楽しみながらの勉強は、ただひたすら暗記するような勉強よりも効率的で、「もっと知りたい」「もっと知識を活かしたい」という想いにも繋がることを感じました。

 今後も、色彩について楽しく学んでいきたいと思います。
 ご支援本当にありがとうございました。

● 宮城大学事業構想学部4年|伊藤真市研究室所属|國吉 美沙 さん

 震災によりライフラインが途絶え、2か月近く移動もままならない日々が続きました。

 私の家付近は被害はありませんでしたが、近くには漁港があり少し歩くと泥と瓦礫が流れ込んだ家屋や商店、路上には流された車や船などの光景で、津波の怖さを実感しました。 そのような日々の中でやっと大学生活が再開され、そして思いがけずTOCOLの美しい色彩に触れる事が出来てとても嬉しく感じました。

 私はカラーコーディネーターの2級を受験する際にも色彩の勉強をしましたがTOCOLのテキストは写真の色が綺麗な上、多くの図版や配色例が掲載されているので知識だけではなく視覚でもって学ぶ事が出来るのが素晴らしいと思います。 また、配色カードにはHTMLやRGB値まで掲載されており、モニター上での作業の多い私にはとても嬉しく重宝しています。

 さらに色彩について学び、これからの制作に活かしていきたいと思います。
 この度はTOCOLのテキスト等を頂きましてありがとうございました。

● 岩手大学|工学部|大学院工学研究科|本村 健太 教授

 大学では被災学生もおりますが、学生が主体となって被災者支援や地域復興の活動を企画実施しています。岩手大学全体としても復興に向けたいろいろな取り組みを行っています。


岩手県盛岡市発。アートの力で震災からの復興を目指すイベント!
 ・アートチャリティ∞いわてのて

復興に向けた岩手大学の取組
 ・岩手大学


 また、当初、被災地の子どもたちの学習支援物資提供のボランティア活動に、私と学生の何名かが参加させてもらい、有意義な体験をさせていただきました。


モリオネット発「学び応援プロジェクト 〜20年後の未来のために〜」
 ・モリオネット
 ・モリオネット「学用品届きました!!」支援物資 写真一覧

 このような時期に無償提供をしていただけることに感謝いたします。

● 岩手大学|工学部|社会環境工学科

いわて三陸震災復興チーム
 ・WITH

● 宮城大学|事業構想学部|デザイン情報学科|伊藤 真市 准教授

 この度の大震災で、残念ながら看護学部の生徒が亡くなりました。
自宅が全壊や半壊してしまった学生もおり、前期分の休学届の受理を5月末まで延期するなど対応をしています。卒業式中止、後期の入学試験とりやめ、入学式なし・・・として5月9日から新年度の授業を開始しました。

宮城大学補修工事の様子と危険区域の立ち入り禁止

(写真)宮城大学補修工事の様子と危険区域の立ち入り禁止

キャンパス内の本部棟は直径およそ100メートルの円筒形をした4階建てで、中央に吹き抜けの階段へと続くアトリウムがあるのですが、天井や壁がやられてしまい、足場を組んでの大がかりな補修工事をしました。壁や柱などまだ破損している箇所があります。図書館など危険区域には立ち入り禁止のテープを張り、順次修復作業を進めています。

宮城大学復興支援隊と県内の様子

(写真)宮城大学復興支援隊と県内の様子


南三陸町から大学に正式に支援の要請を請け、大学・地域連携センターが受け皿となって、学内では様々な教員が支援事業への取り組みを進めています。

学生は元気に学んでいます。
ご提供いただいたテキストを利用させていただいております。
特に色見本のカード(TOCOL® Color Book)は予想以上に好評です。
TOCOL® Color Bookで色を選んで、パソコンに数値を入れて、カラーパレットを作成して作業し、イラストなどを描いてきた学生が、他のゼミ生に教えていました。
他の学生も、色名と数値が便利と他の学生と話をしていました。


復興に向けた宮城大学の取組
 ・宮城大学

● 東北芸術工科大学|仙台事務所

 本学につきましては、学生全員の安否確認がとれ、地震発生2週目より通常業務を行っておりますが、被災地域出身の学生も多くいます。

仙台スクールは、比較的被害の少ない地域でした。
震災時は、本棚から本が飛び出し、デスク上の書類も散乱、足の踏み場もないような状態でしたが制震構造のビルでしたので、ビルもいつも通り使用できております。

現在、本校学生たちは、被災地支援のためにできることをと動いております。
大学としても、学費の支払いが困難になってくる学生へ金銭的な支援(ご両親が震災で仕事を失ってしまった等)制度の実施など、復興に向けた支援に取り組んでいます。

 この度は、無償提供いただき誠にありがとうございます。お気遣い感謝致します。


支援制度
 ・大学の震災関連情報 集約

福興会議
 ・FUKUKOU KAIGI/福興会議

● 国際マルチビジネス専門学校

 この度の震災により親を亡くしてしまった学生もおりましたが、幸い学生全員の安否確認がとれ、4月18日より新年度の授業を開始致しました。入学式やオリエンテーションは中止としましたが、現在では学生達も徐々に明るさを取り戻し元気に登校しております。

学園としては被災した学生への授業料の減免措置や募金活動など、復興へ向けた経済的な支援、心理的サポートに取り組んでおります。

 この度の無償提供のお申し出心より感謝申し上げます。


オフィシャルホームページ
 ・http://www.mbc.ac.jp/

【お問合せ】 トーコル事務局
TEL:03-6455-0770 Fax:03-6455-0771
Mail:sien@tocol.net オフィシャルサイト:http://www.tocol.net/

● TOCOL®テストの受験料無料提供の申し出 FAX申込用紙ダウンロード